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津市の絵画教室の先生が教えます!絵が好きな子の伸ばし方3つのコツ!

こんにちは。美術作家の伊藤です。

今回は絵を描くことが好きな子の伸ばし方について書いていきます。
私は小さい頃から絵が大好きでしたし、しょっちゅう絵を描いて過ごしてました。習慣のようになっていて、描くぞ!と意気込んで描いているわけではなく、自然と絵を描く環境ができていました。
どんな環境か?ということなんですが、思い返してみると、3つのコツがあることに気付きましたので書かせて頂きますね。
では、見ていきましょう!

絵が好きな子の伸ばし方①誉めて誉めて誉めまくる!

私の絵を描く原動力は、みんなに絵を誉めてもらうことでした。母や友達が喜んでくれると、いっそうやる気がでてきてたんですね。
それは、みんな同じことだと思います。
でも、上手いねー!だけじゃなく、
この影の色、素敵だね。どうやって作ったの?影の色は黒だけじゃないよね!気付いたの?すごいじゃん!
このように具体的に誉めてあげると子供たちのやる気がアップしますので、是非このように具体的に誉めてあげてください。子供たちが絵を見せてきたら、それは子供たちの今の最高の自信のある絵なので、誉めて伸ばすチャンスなのです。
自信なさげに持ってきても、見せるということは、自分なりに一生懸命描いたよ!ということですから、決して下手だから見て!と言っているわけではないです。
間違っても、えーこれ違うよ?全然似てない。もっと上手く描けないの?などネガティブな発言は言わないようにしてくださいね。

絵が好きな子の伸ばし方②子供が描いてきた絵は、すぐに額縁などに飾る

私の母親は、私が工作や絵などを学校から持ってくると、すぐにきれいに飾ってくれました。額縁ではなくても、いらなくなった紙を花の形に切って、絵のまわりをかこって額縁のように飾ってくれていました。
トイレに入っても、私の絵が色とりどりに飾られていて、階段には姉の絵が飾られており、なんだか認めてくれているみたいで自信がついたんです。
姉も絵が得意で、影響はかなりありました。初めての絵は、姉の絵を真似して描いた絵から始まりました。
やはり家族の影響は強いです。

それと、絵を完成させたら展覧会やコンクールに出品してみてもいいと思います。目標を持って描けますし、飾ってもらえる良い機会だからです。出すことがすごいことですし、なかなか絵を完成させて展覧会に出せる子は、そうそういないと私は思います。
子供は集中力がすごいので、短時間ですぐにバテてしまい、完成までいたらずに終わってしまうパターンが多いからです。

絵が好きな子の伸ばし方③自由に楽しく書けるようにする。 

あえて技術面を教えない。描いているときは口を出さない。
私の母親も若い頃絵を描いており、技術面などよっぽど口を出したかっただろうな。と、今はすごく思います。
ですが、私が絵を描いている時は何にも口を出されませんでした。一言も技術面や色彩のことなど、何にも言ってこなかったです。
私が車の中で絵を描くのにはまっていたときも、ただ見て「すごいね!きれいに描けたね!車の中なのに、いつも素敵に描くよね!」と、誉めてくれることはありましたが、他は一切自由にさせてくれていました。
この方法は、私の絵への想いにいっそう拍車をかけました。
絵を描くのが楽しくて、ノートの余白は絵で埋まってしまうほどでした。
先生に呼び出され、「家で描いてるんだよね?」と、注意されたこともあります。笑
もちろん、家で描いてましたし、授業中は、授業に集中していました。
やはり、楽しく描くことができるのは上達面で強いです。
誉められて育っていて、自信もついているでしょうし、「私の絵なんて、、、。」って悲観しませんからね。どんどん描いていけると思います。
それと、これは余談なんですが、中学校へ行っていた頃、ちょっとした技術面をいよいよ習得した頃です。
私は今まで地図が読めなかったんですけど、何故か地図を見れるようになっていたんです。
今来た道を立体的に頭の中で表現できるようになり、地図が3Dのように立体的に頭の中で浮かび上がったんです。これはびっくりしました。
この影響で、数学の図形や展開図などは得意でした。
立体的に頭の中で表現できるようになると、モチーフも立体になり、そこにここから光をあててみるとどこに影ができるか、など、頭の中でイメージできるようになりました。このイメージは技術をつけてからですが、技術は後からいくらでもつけれますし、つけたい時につければいいのです。今は自由に伸び伸びと楽しく描けばいいのです。

 

まとめ

さて、絵が好きな子の伸ばし方のコツは、
①絵を見せにきたら、具体的に誉め、ネガティブなことは言わない

②絵が完成したら、家の中の見えるところに綺麗に飾ってあげる。

③技術面等口を出さず、自由に楽しく描けるようにする。

この3点でした。
お子さんの可能性は無限大ですし、この方法を1点でも取り入れて頂くと、お子さんの自信に繋がると思います!
是非取り入れてみてください。

体験や、その他お問い合わせは下記お問い合わせフォームから宜しくお願い致します。

では、失礼します。

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